税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

認知症への対応法、そしてツワブキのつぼみ

 先日、成年後見の研修「成年後見人・認知症の理解について」を受講しました。
 成年後見人等養成研修の履修者、つまり家裁登録レベルの後見人予定者対象です。
 講師は川崎幸クリニックの医師杉山孝博先生です。

 認知症について、理解不足だった点が多々あることがわかり、ショックでした。
 
 杉山先生が挙げる認知症理解のための9大法則と1原則を、メモします。

第1法則:記憶障害の法則
 全体記憶の喪失、記憶の逆行性喪失。
 見当識障害は、場所や位置が認識できない。ガラスや鏡を置かないこと。
 夕方症候群。

 
第2法則:症状の出現強度の法則
 より身近な人に対して、信頼して安心して症状が強く出る。子供と一緒。

第3法則:自己有利の法則
 嘘をつくのも、平気で誤魔化すのも、自己保存の本能。

第4法則:まだら症状の法則
 初期には過食がある。食べたことを忘れてしまう。
 おなかが空いているのだから、1日に4食でも5食でも食べさせること。
 おなかがいっぱいになれば、食べていないとは言い出さない。
 食べさせないから、夜起き出して食べ物をあさったり、コンビニで商品を開けて食べたりしてしまう。

 
第5法則:感情残像の法則
 記銘力は低下するが、言葉に伴う感情は残る。
 ①褒める、感謝する、②同情、相づち、③共感、よかったね、④謝る、嘘でもよいので認める、演技する。

第6法則:こだわりの法則
 説得や否定はだめ。

第7法則:作用・反作用の法則   
 強く対応すると、強い反応。

第8法則:認知症症状の了解可能性の法則
 老年期の知的機能低下の特性から症状が出ている。

第9法則:衰弱の進行の法則
 認知症の人の老化スピードは非認知症者の2~3倍。認知症高齢者の4年後の死亡率は83.2%。

介護に関する原則
 認知症者の形成している世界を理解し、大切にする。
 その世界と現実とのギャップを感じさせないようにすること。

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 事務所の公開空地に、ツワブキのつぼみが膨らんできています。
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by expresstax | 2014-10-10 23:08 | プロフェッショナル