軒並み、株式や投信等の益出し、利益確定譲渡一色です。
過去に繰越損失を抱えていらしたお客様は、損失一掃譲渡です。
いや、すごいです。
昨年末までで、株式等の譲渡や配当の源泉分離10%課税が廃止、
今年から、譲渡は20%申告分離課税に増税になってしまっています。
去年の平成25年5月、5.23ショックの前に、
10%課税を受けるための利益確定譲渡について、事務所ニュースを出して、大号令をかけました。
お客様たちは、しっかり呼応して、売りの体制に入ってくださいました。
そして、譲渡のタイミングをしっかり見定めて、
続々と、利益確定譲渡を進めてくださっていたのです。
もちろん、益出しだけ、というお客様は、どんなに多額だろうと、
10%ぽっきりの源泉税を払って、確定申告さえ不要です。
今回の確定申告は、その成果の確認大会です。
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日経ネットに、尊敬するさわかみ投信の澤上篤人さんのコラムが出ていました。
澤上さんには、以前エクスプレスのお客様セミナーで、2度も講師に立って頂きました。
そのさわかみファンドが、過去なかったくらい、一斉に解約が続いたのだそうです。
さわかみファンドは、長期投資。
いいものに投資して、Buy and Forget (バイ・アンド・フォゲット=買ったら、忘れちまう)という。
忘れているうちに、確実に値上がりして資産が増えている、
という思想のもとに運用されています。
大量解約も、10%税率での利益確定を考えれば、やむをえないと思いますが、
澤上さんは、おつらかったでしょうね。
でも、利益確定後は、買い戻すのかと考えていたのですが、
まだ買い戻しまでは進んでいないのでしょうか。
それではファンドは大変です。
なんとか、買い戻しが始まるといいですね。