秋の園遊会とスクリーン、そして路傍のユリ再び

 今日は、赤坂御苑では秋の園遊会。

 青山通りから外堀通りまで、装甲車が並び、交通規制。
 警邏の警官が、うようよしています。
 近隣のビルの屋上にも警官たちが配備されています。
 
 弊社には、例のごとくお達しが来て、窓スクリーンを下げよ、と。
 弊社の窓からは、赤坂御苑の園遊会が上空から一望できてしまうからです。

 そのため、今日は一日スクリーンを下げ、
 事務所執務室も接客室も、どよ~ん、としていました。

 ☆  ☆  ☆

 ご来所いただいたお客様に、お部屋が暗いことを謝りますと、
 「あの頃」を思い出したと、厳しい表情をなさいました。

 灯火管制のことかと伺いましたら、そうではない、と。

 まだ太平洋戦争前、東京の市電が走っていた頃、
 皇居周辺にさしかかると、市電の窓のスクリーンを下ろすこととされていたそうです。
 そして二重橋までさしかかると、車内で、乗客は一斉に起立。

 そんな情景を、この接客室のスクリーンで思い出したと。

 そして、その後の集団疎開と飢餓、東京大空襲、敗戦。 
 由緒のあるご家系でありながら、ご実家を空襲で焼かれ、親戚を転々とした日々。。。。

 大変だった時代の想い出を、問わず語りに、お話し下さいました。

 華やかな園遊会が繰り広げられるそのときに、

 戦後日本を見事に築き上げ、
 素晴らしい技術で事業のご成功を成し遂げてこられたお客様の
 幼少からの、それも、おそらくはこの最近は秘めていらしただろうお気持ちに触れ、
 胸が一杯になりました。
 
 我々は、お聞きすることしかできません。
 お聞きして、これから精一杯お役に立とうとすることしかできません。

 それでもお話しいただけて、とても嬉しく思いました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 先日掲載した赤坂見附交差点脇のユリです。
 近づいて、アップで写してみました。
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by expresstax | 2013-10-31 23:11 | お客様