特定路線価の裁決と実務、そして台風一過   

2013年 10月 16日

 こちらで何度か取り上げた相続税土地評価での特定路線価。
 公道に面していない土地の評価をどうするかの問題です。

 この特定路線価に関連して、平成24年11月23日に、次の裁決がありました。
 特定路線価による評価をしなさいという裁決のようだったので、気になって読んでみて、 
 週刊ビル経営さんの今年8月16日号のビル経営税務Q&Aでに書かせていただいました。

①申告期限前: 特定路線価の設定申請をして回答を得ていた。
②当初相続税申告: 鑑定評価で申告
③更正の請求: 広大地評価を適用
④税務署から更正: 広大地を認めるが、適用する路線価は特定路線価とすべし、
⑤審査請求: 棄却

 つまり、特定路線価を設定しながら、それを採用せず鑑定評価により当初申告をして、
 その後の広大地を巡る更正の請求の丁々発止の中で、
 広大地でやるなら、取得済みの特定路線価でやんなさいよ、とされた事例です。

 特殊な事例ではありますが、
 特定路線価をいったん設定した場合には、拘束を受ける可能性があることを示唆しています。

 特定路線価の申出は、よく検討してから行いたいところです。

 といいつつ、弊社で扱った公道に接しない土地について、
 特定路線価申請せずに行った最近の相続税申告、
 無事に是認を獲得しました。これもご報告します。

 ☆  ☆  ☆

 大型台風ということで、事務所出勤は三々五々、です。

 昨日の豪雨。西新宿は消滅しました。
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 そして今日は台風一過。午後はよく晴れました。
 
 夜の西新宿です。
 空気が澄み切って、宝石のような夜景になりました。
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by expresstax | 2013-10-16 23:32 | 財産評価

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