税務調査にノウハウが必要なワケ・1・重課がなぜいけないか

 この10月にあるセミナーで、税務調査の話をします。

 弊社の税務調査実績も、開業以来もうじき11年間、特例100%是認、重課事案ゼロ記録を更新、税理士諸先輩から「あり得ない」という感嘆の言葉をいただいて今日に至っています。

 赤字会社であれば、税務調査もほとんどないでしょうが、弊社の関与先様は、ほとんど、超黒字会社やご資産家様です。国税さんからは、本来は、格好のターゲットです。

 また、弊社が、重課ゼロにこだわるのにも、理由があります。

 重加算税が掛けられる、のは、仮装隠蔽事案=脱税です。
 にもかかわらず、世の中には、仮装隠蔽でないのに、重課税を受けて調査を手じまいする、という手管を使うケースがあるようです。
 新規顧問先様にお尋ねすると、ただの計算間違いだったのに、重課税をかけられていた、それが脱税を意味するのだとは知らなかった、というケースがぼろぼろあります。

 ところが、たとえご自身がご存じなくても、税理士さんの苦し紛れのテクニックの結果だったとしても、そのお客様の税歴簿には、厳然と、重課の歴史が記載されてしまいます。
 その結果、また数年後には、「前回重課事案」納税者として、後任調査官が目を光らせて臨場に乗り込んでくる、という結果になります。
 相続の場合は、当初申告で重課を受けると、二次相続の国税チェックが、大変厳しくなります。
 財産隠しをした相続人の相続税だ、とでもいいたげです。

 なぜ、税務調査できちんと勝たねばならないのか。
 それは、この先の企業の発展のために、後継者のために、子や孫のために、不名誉ないわれを残してはならないからです。
by expresstax | 2005-10-08 23:51 | 税務調査

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


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