老人ホーム入所後自宅の小規模宅地減額の誤解、そして勝ち鰻

 先日、相続税の小規模宅地の減額特例について、
 親御様が老人ホームに入所後、自宅に戻らず亡くなった場合の取扱
についての
 平成26年以降の緩和について書きました。

 このことで、ご質問をいただきました。
 ありがとうございます。

 でも、ちょっと気になりましたので、追加で、書きます。

 「では、老人ホーム入居後で、自宅が空き家になっていても、自宅土地が減額できるんですね」
 というご質問だったのですが、
 それは、一部誤解があります。

 そもそも、相続税の特定居住用の小規模宅地の減額特例で、
 この老人ホーム入所後相続で自宅敷地で適用可能性があるのは、
 次のようなシチュエーション=状況の場合です。

1.被相続人が老人ホーム入所前に居住していた自宅であること。
2.次のどれかに該当すること。
 (1)配偶者が相続
 (2)同居親族が取得し、申告期限まで居住継続
 (3)3年内に自分かつれあいさんの所有自宅に住んでいない親族=家なき子が取得

 上記をクリアできる「空き家」状況は、
(1)の、配偶者が相続した、か、(配偶者も一緒にホーム入所していたようなケースですね。)
(3)の、家なき子が取得したか、
 しか、ありえないんです。

 それ以外のケースとなると、
 自宅に親族が残っていて、その親族が取得し居住継続する必要があるんですから、
 配偶者や家なき子がいなくて、かつ空き家、だと、もう、バツ!となります。
 「空き家、OK!」と言ってしまうと、かなり、乱暴だというのはわかっていただけるでしょうか。

 もしかしたら、平成22年3月31日までの改正前の、
 とにかく被相続人が居住していた自宅は5割減、という発想が残っているのかもしれませんが、
 であれば、もう、制度自体が変わってしまっているんです。

 よ~く、具体的なイメージを描けば、すぐ理解していただけますよね。
 注意してください。

 ☆  ☆  ☆

 今日のお昼は、「勝ち鰻」に繰り出しました。
 夏の決戦に、威勢をつけようぜ!というわけです。

 赤坂の「ふきぬき」さんです。
 8月3日が二の丑なのだそうで、混んでます。
 この写真はふきぬきさんのページからのパクリです。(^^ゞ
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 注文は、全員一致でひつまぶし。
 鰻はもちろん、出汁、手作りとおぼしき山椒、山葵、海苔、さすがふきぬきさんです。
 これぞ、赤坂クオリティ。おいしくいただきました。ありがとうございました。
 気合いを入れて、がんばって行きましょう!
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by expresstax | 2013-08-02 23:44 | 相続・贈与

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


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