以前死亡と相続後死亡、そして桜新町

 ご相談がありました。

 ところが、お話を伺いながら、あれ?
 ご相談のメインテーマではなかったのですが。

  ☆  ☆  ☆

 親御様A様が亡くなられ、配偶者は既になく、子供は兄弟B様とC様お二人。
 そのC様が、親御様の後を追うように亡くなってしまわれたのです。
 C様には、奥様D様と子供E様。

 C様は、A様の相続人でありながら、遺言書を遺さなかったA様の相続について、
 遺産分割できずに、亡くなっています。
 この場合、A様の相続についてのC様の相続権を、C様の相続人が引き継ぎます。
 C様の相続人とは、奥様D様と子供E様です。
 つまり、A様の相続について、相続人は、B様、D様、E様なのです。 

 ところが、これまで、C様を以前死亡と間違えて、
 相続人をB様とE様だけ、としてお話が進行してしまっているご様子です。

 え!
 嫁さんも舅の相続に入るんですか!
 
 大変な驚きようですが、でも、そうなんです。
 もしC様がご存命なら、A様の遺産分割の当事者、そのC様がいないということは、その判断を相続人D様E様が代わりに行うのですね。

 以前死亡とは、被相続人様が亡くなる前に相続権を持つ人が亡くなっていること。
 その場合には、A様が亡くなった時点で、相続権は、B様と、C様の代襲相続人であるE様に決まります。

 以前死亡と相続後死亡では、違うんです。
 よく、順序立てて考えていただければよいことなんですが。

 相続税申告でいえば、相続後死亡の場合は、
 後の相続の相続人様が前の相続と合わせて分割協議したり、相続税申告したりできますし、
 その分、申告期限はC様相続税に合わせて延長したりします。
 相続分が違うだけでなく、相続税非課税枠も、法定相続人に関連する税制の取扱も変わります。

 急いで、対応していただくことになりました。

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 もう6月も終わりです。
 あっという間の半年でした。
 さあ、折り返し、がんばらねば、です。

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 先週の雨の桜新町。

 駅前のお蕎麦やさんが、2階だけになり、
 1階がイタメシ屋さんになって、もう数年経っているとか。
 あー、とうとうサザエさんの街にもグロダイが・・・と、感慨深かったものです。
 オープンエアーなので、お店の中から、サザエさん一家の銅像が見えます。
 償却資産の話は、どうなったでしょうね。
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by expresstax | 2013-06-30 23:19 | 相続・贈与  

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