今は、東京物流センターや横浜スタジアムのアリーナが試験会場とのこと。
大変ですね。
早稲田や立教の冷房を止められた大学会場で、汗みどろで試験に挑んだ我々の頃に比べ、
東日本大震災後、大学教室が使えなくなって後の試験会場は、
幕張メッセや横浜スタジアムなどになり、
去年は、幕張メッセだけで、6万人の受験生の1/3が受験したそうですから、
冷房があるにせよ、その大変さは想像するに余りあります。
がんばれ!
☆ ☆ ☆
そんな話のついでで。
以前の経済誌の特集で、良い税理士とはどんな税理士か、というテーマが挙がり、
ある税理士さんの意見として、
①忙しすぎない、
②情報量がある、
③逃げ出さない、とありました。
感心したり、苦笑したり、でした。
②や③は、いわば職業専門家としては当たり前のこと。
むしろ、逃げていることに気づかない、
目の前のお客様の苦しみに気づかない専門家が多いことのほうが問題かもしれません。
仮に、情報量があったって、縦に書かれた条文を、横に書いただけ、なんて情報を提供されても、
お客様は、自分の税務にどう活かしたらいいか、わからないでしょう。
で、①です。
まず、忙しいかどうか、というのは専門家サイドの話で、
その専門家が忙しいかヒマかなんてのは、お客様には知ったこちゃありません。
お客様には、自分にとって、どうかが問題なのです。
次に、どう忙しいかは、その専門家がどんな仕事をするかで、
全く場面が違います。
記帳代行などの作業業務で忙しいのでは、お客様の複雑なご質問に即対応するのは難しいかもしれません。
そして、優秀で、役に立つ専門家は、お客様が離さず、次から次に紹介が途切れないので、
当然、普通にしていたら、忙しくなってしまいます。
つまり。
ポイントは、忙しいか忙しくないか、忙しすぎないか、ではなく、
お客様に対して、どれだけレスポンス(=回答・対応のスピード)が良いか、です。
優秀で、お客様本位の専門家は、
どんなに忙しくても、必ずお客様の状況に寄り添って、状況をよく把握して、
必要十分な回答と対応をするものです。
離れていても、心一つに、必要なときに必要な助言をしてくれます。
豊富な情報を、お客様のために組み立てて、適切に適時に提供し、提案します。
対応とは、即解決とは限りません。
すぐ対応して、将来の解決策をじっくり進めることも、対応です。
それができるか、できないか、で、良い税理士・良い専門家は決まります。
そうしている専門家には、自動的に情報が集まりますし、
当然、逃げるなんて文字は、その専門家には、ありません。
見極めるポイントは、一つ。
質問したら、連絡したら、すぐ回答してくれるか、対応してくれるか、に尽きるのです。
☆ ☆ ☆
じゃ、自分はどうよ、と胸に手を当てると、
翌日のメールになってしまう、翌日のお電話になってしまう、なんてことが、
しょっちゅうです。(>_<);;
申し訳ありません!!
まだまだまだまだ、ですので、がんばります。(^^)/