アヒルの水かきはダメ・2、そしてサザエさんの銅像

 親子・兄弟、支え合い、慈しみ合い、生きていく中で、
 成長し、独立し、家を離れ、
 特にご兄弟は、徐々に生活を別にして離れていきます。

 ご長男やご長女様は、
 お家と親御様を守り、
 経営を引き継いで、家事をして、介護をして、支えていきます。

 その過程で、
 借入が大変だったり、空室が出たり、従業員が急に辞めたり、
 介護が大変だったり、食事療法で苦労したり、病院へ洗濯物を運んだり、
 大きなことから、小さなことまで、
 様々なことが降りかかります。

 でも、その途中で、
 愚痴をいうこともなく、放り投げたりすることもなく、
 ご長男様ご長女様は、ひたすら黙ってやり抜いていきます。

 まさに、「あひるの水かき」です。

 本当は、とても大変な局面がたくさんあるのに、それを口には出しません。
 心配させないように、安心していつも実家に足を運んでもらえるように、
 心配事や悩み事は、じっと胸にふせたままです。
 愚痴ひとつ言わず、ご事業に、家事に、汗だくで駆け回ります。

 独立したり、婚家に嫁いだほかのご兄弟には、
 その姿が見えません。
 
 資産をお持ちの親御様のもとで、ご長男ご長女は悠々と過ごしてらっしゃるように見えます。

 そして、いざご相続。

 外に出られたご兄弟は、何の疑問もなく、相続分を要求なさいます。
 悪気なんてないんです。
 実家は順調に行っている、そう思い込んでらっしゃるのですから。

 この後には、
 事業上の借入返済や、
 遺された母上の介護や、
 祭祀葬礼の永代供養や経済負担や、
 実家を守るご長男ご長女に降りかかるにもかかわらず、です。

 ☆  ☆  ☆

 お客様に、いつもお願いするのは、
 「あひるの水かき」はやめましょう。
 お互いの生活と人生を「見える化」しましょう、ということです。

 大変なら大変なりに、困っているなら困っているなりに、
 吐露し合い、相談しあい、支え合って、
 ご実家を守る人も、独立した人も、みんなで力を合わせて
 親御様を守っていけるように。

 そのためには、「あひるの水かき」はいけません。
 ちょっとカッコ悪くても、率直に相談しあい、愚痴をいいあって。

 さらに、親御様は、
 がんばっている子のことは、他の子によく知らせて上げて、
 一緒に相談しあえるように、みんなが信頼し合えるように、
 お手紙でも、遺言書でも、必ず触れてあげてください。  

 ☆  ☆  ☆

 田園都市線の桜新町の近くまで行きました。
 八重桜並木が有名です。
 以前、この駅を使っていましたので、懐かしんでいたら、 
 おや、サザエさん一家が。

 波平さん、カツオくん、ワカメちゃん、フネさんの銅像です。
 去年立ったんだそうです。
 写真ではわかりにくいですが、波平さんの頭には、確かに1本、毛が立っています。
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 こちらは、サザエさん、タラオくん、マスオさんですね。
 バス停そばなので、人の流れが絶えず、シャッターチャンスがありません。
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by expresstax | 2013-05-17 23:53 | 相続・贈与  

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