ご報告は上2桁で   

2013年 03月 27日

 お客様とお話しするとき、
 ご報告書を作るとき、
 お客様にお伝えする数字は、上2桁でお話しします。

 12,345,678円、なんてのは、1,200万円。
 901,234円は、90万円、
 567,890,123円は、5億6千万円。

 1桁までの数字を、ぴっちり書かねば気が済まない。
 それは、いわば会計人の性(サガ)ですが、
 
 お話ししたり、お伝えしたりは上2桁で、十分なんです。
 上2桁で、あらあら把握していれば、誤差があったって、数%の範囲です。
 
 それよりも、厳密な数字にこだわって、数字が頭に入っていないことの方が問題です。

 ご報告書に細かな数字を並べれば並べるほど、
 数字は、お客様の頭をスベり、意識化することが難しくなります。

 このことは、お客様にとっても同じです。

 細かい数字の計算は、税理士に任せてしまえばよろしい。
 それよりも、ご自身の昨年の収入がいくらで、納税額がいくら、
 限界税率がいくら、実効税率がいくら、という数字は、頭に叩き込んでください。

 昨年の年商の上2桁を、粗利の上2桁を、どれだけ数字で伸ばせるか、
 そのためにどんな仕組みをつくるのか、
 それが経営です。

 100万円の修繕費が全額経費となれば、
 限界税率43%の人なら、実質57万円でその修繕ができることになります。

 この数字の感覚を頭の中でコントロールできるようにしましょう。

by expresstax | 2013-03-27 23:19 | プロフェッショナル

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