不思議の国の固定資産税-建物の登記と課税台帳、そしてお盆の霞ヶ関とアメ大

 先日、ここで固定資産税の評価チェックの進行報告を書きましたら、
 速攻で、ご質問が飛んで来ました。
 ありがとうございます。

 土地の固定資産税の非住宅地の申請用紙が、役所から送られて来たが、出した方がいいのか?
 というご相談です。
 対象不動産は、取得した区分所有のマンションです。

 住宅地は小規模住宅地軽減で、固定資産税が1/6となりますが、
 非住宅地にはこの軽減がないため、
 東京都では、400㎡以下の土地について200㎡まで2割軽減する
 小規模非住宅地の減免制度があります。
 納税者からの減免申請を前提とした制度です。

 登記簿謄本と固定資産税明細書を、じろじろと拝見すると、
 おや???!

 建物登記は居宅とあるのに、固定資産税明細書には、事務所とあります。
 そのため、土地の非住宅地減免申請書が送られてきたようなのです。

 ☆  ☆  ☆

 これと逆のケースは経験があります。

 つまり、登記は事務所なので、非住宅地として扱われていたけれど、
 実際には、住宅仕様(バス・キッチン・トイレ洗面所の3点セット付き)であり、
 住宅地軽減が適用されないのはおかしい、として更正させた事案です。

 これはどうも、住宅は、日照基準や日影規制等が厳格だけど、
 事務所の方が建築の基準としてはユルいので、
 事務所として建築確認申請し、事務所として登記、
 でも、住宅として分譲していた、といった
 フトドキな当初分譲のデベロッパーさんの仕業だったようなのですね。

 このときは、お客様が強烈にがんばって、住宅地認定をとりました。(^_^)v

 ☆  ☆  ☆

 また反対に、昭和バブル時代に、
 住宅として中高層耐火共同住宅買換えをすれば、譲渡税が軽減されると、
 事務所建築したいのに、むりくり3点セットをつけて、住宅として登記し、
 後で3点セットをとっぱらって、事務所として分譲したり、事業供用した、といった
 呆れたウワサを聞いたことがあります。
 今回が、それに該当するのか???

 ☆  ☆  ☆

 今回は、登記簿が実態と同じ居宅であり、
 固定資産税の法律では台帳課税主義とされているので、
 登記簿が建築実態と異なっていればともかく、
 登記が建築実態と一致しているのに、わざわざ課税台帳が異なるというのは、
 マカ不思議な現象です。
 
 当然、非住宅地の減免での固定資産税より、
 住宅地認定を受けた固定資産税のほうが、負担は圧倒的に軽くなります。

 何らかの背景か、イキサツがありそうですので、
 調べてみましょう、ということになりました。

 固定資産税って、ほんとに、不思議ゾーンです。 

 ☆  ☆  ☆

 お盆ど真ん中の8月15日のランチタイムの霞ヶ関は、普段と変わらずコミコミです。
 ニッポンは、よく働きますね。ウチもですが。(^^ゞ
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 同じ8月15日朝のアメリカ大使館前です。
 道路は、開閉式ゲートで封鎖、機動隊の車両が、睨みをきかしてぞろぞろ並んでいます。
 はい、この横をスイスイと、チャリで通ってきました。(^^ゞ
 正面から撮ると職質(職務質問)されそうなので、ハズして撮っています。(^^ゞ
 お巡りさんたちも、お盆お仕事組です。(^_^)
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by expresstax | 2012-08-17 23:05 | 固定資産税

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


by expresstax