固定資産税資料を不開示とは   

2012年 06月 26日

 週刊ビル経営さんで、固定資産税評価チェックについて、特集で取り上げていただいていました。
 
 その担当記者さんから、緊急の電話が入りました。

 新聞記事をごらんになったビルオーナー様が、所轄の都税事務所に行って、
 固定資産税評価計算資料の開示を求めたら、
 ない、の一点張りで、開示拒否されたそうなんですね。

 固定資産税評価については、
 固定資産税路線価をホームページで公開し、
 東京都の宅地補正率表を公開し、
 調整率表を公開し、

 それぞれの宅地について、価格を付しています。

 そしてその価格=固定資産税評価額の各土地の算定明細、
 つまり、標準宅地の評価単価に比準して格差率調整後の評価宅地の路線価、
 その路線価を画地補正率により補正した補正率調整後の評価額、
 評価額の時価変動の調整率により調整した固定資産税評価額
 
 これらが、土地の課税台帳にデータベース化されています。

 確かに、現行、各納税者に開示できるようには書式ができていないため、
 手作りで作成してもらうしかありませんが、

 納税者は、自分の土地の評価額の計算明細を、
 当然、確認する権利があります。

 その担当者は、初めてそのような開示請求を受けて、とまどったのかもしれませんが、
 あるものを、ない、と対応するのは、法的に、適切ではありません。

 記者さんを通じて、そのオーナー様が書類入手できる折衝の方法をお伝えしました。
 どうなるでしょうか。

 何とか、適切な対応が得られるように、お祈りしています。

by expresstax | 2012-06-26 23:53 | 固定資産税

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