法人化と法人税申告がもっと簡単にできたら、そして売り止めm(_ _)m

 先日、法人化についての取材を受けました。
 
 所得税・相続税が増税になり、
 法人税が減税になり、という流れの中で、
 法人化にとても関心が高まっています。

 そのときの編集者さんたちとのお話で出てきた話題。

 法人税申告書が、もっと簡単だったらねぇ。と。

 現在の法人税の申告書用紙は、別表一から始まって、最低でも別表十いくつまで、
 それも、細か~な罫線の表に、
 税法用語バリバリの
 シロートさんが、用紙を出されただけで貧血を起こしそうなくらい、
 加算だの減算だの社外流出だの内部留保だの、利益積立金だの、資本等だの、が、
 こりゃ、絶対読ませないように印刷してるよね、という小ぃ~さな文字印刷です。

 実は、日本の法人税の申告書って、会社の会計決算書をつくったうえで、
 それに対して、税務上の調整を加える方法で、課税対象額を計算するために、
 こぉんな形式になってるんです。 
 上場会社も、父ちゃん母ちゃんの三ちゃん会社も、ほぼ同じ様式を使います。

 我々が、税理士試験のお勉強をしていたときは、
 10種+分離所得のぐちゃぐちゃ体系の所得税に比べ、
 法人税の、その精緻な理論性に、なるほど~、と、感服したものでしたが、
 でも、そもそも当時のお勉強を振り返ってみると、
 これって、旧商法をベースにした考え方なんですね。

 会社法に変わって、株式会社も、公開会社(株式譲渡制限なし)か非公開会社(株式譲渡制限あり)の2種類にどーんと区分けされ、
 非公開会社については、旧有限会社をベースに、内部自治がとても尊重されてるんですね。

 じゃ、内部自治が尊重されてると思いきや、会計基準の規制が希薄な分だけ、
 そこに登場しているのが、「税法基準」という
 「見えざる神の手」ならぬ、「見え見え」の「お上の手」です。

 ほとんどの中小会社は、税法基準で経理しちゃってるのが実態なんですね。

 だから、どうかすると、法人税の申告調整なんて、
 ぶっちゃけ、「租税公課」と「交際費」だけ、なんて会社が、わんさかあります。
 
 だったら、法人税の仕組みも、上場会社や監査対象会社など公開会社と
 中小企業と、同族零細微粒子企業に、どかんと分けちゃって、(ぅぅ、乱暴。。。)

 社長含めて10人以下くらいの、
 アーリーステージや三ちゃん会社のような、同族零細微粒子企業の法人税申告書は、

 いっそ最初から会社決算書の様式にしちゃって、
 当期利益の下に、税務調整欄なんて、4つくらい、
 高齢者でも手書きで書けるくらいに、大きなスペースに、少ない項目に、ベタなカラー印刷で、
 そう、せいぜい所得税の青色決算書や確定申告書の用紙のノリで、
 なんて、できちゃわないかしらん、というのが議論です。

 もちろん、現在の法人税法の精緻な体系からは、完全にとっぱずれてですね。(無謀。。。)

 編集者さんたちは、最初「へぇ~」という表情でしたが、

 そしたら、せっかくの会社法が志向したように、簡単に法人化ができて、
 法人税申告書がカンタンに書けるようになったら、
 決算申告のバックヤード業務に神経をすり減らさずに、
 もっと法人を有効に、使いこなすなんてできちゃうんじゃないかなぁ、と
 そのほうが、もっと日本は、元気になるんじゃないかい、と、
 妄想話しが弾み出しましたが、
 こんなこと書いたら、税理士業界から、袋だたきにあいそうなので、
 このへんにしときますぅ。(すごすご) 

 ☆  ☆  ☆

 新規のご相談案件を、引き続きいただいており、ありがとうございます。
 が、3月15日まで、売り止めとさせていただきます。
 ご相談の日程については、それ以降の日程でお願いします。
 本当に、申し訳ありません。ご了承ください。(合掌)

by expresstax | 2012-02-02 23:08 | 法人税 

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