太陽光発電設備は即時償却対象、そしてエンジェルトランペット

 お客様からのご質問です。

 このご時世ですので、太陽光発電設備をつけるとのこと。
 おー、それはいいですね!
 税金はどうなるでしょう。

1.太陽光発電設備が償却資産税対象となるかどうかは、次の区別で判定します。
 (1)パネル自体を屋根として建築しているもの。
    躯体として、償却資産税対象外。
 (2)屋根の上に乗せているもの、ビルの屋根に鉄組などしてその上にパネルを設置するもの。
    構築物として、償却資産税課税対象となります。
    補助金交付を受けるものは、補助金交付決定通知書提出を要件に、
    税額が2/3となるんです。
    
2.法人税での即時償却制度
 エネ革税制(エネルギー需給構造改革推進設備等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除、租税特別措置法第42条の5)に該当すれば、中小企業者であるお客様は、次の制度の選択ができます。

 (1)特別償却制度
   平成24年3月31日までの取得について、
   普通償却+特別償却=取得価額全額を償却する。
   
 (2)税額控除制度
   取得価額×7%(法人税額の20%を限度)の税額控除を受ける。
  
 特別償却は、減価償却費を先取りするだけですが、税額控除は、税額を切り捨てていくので、税額控除の方が有利といえます。
 会社の方針により決定すればよろしいでしょう。

 エネ革税制は、グリーン税制に取って代わると言うことでしたが、
 税制改正の混乱の結果、たまさか選択制で、生き残っています。
 といっても、グリーン税制よりエネ革命税制の方が有利ですから、当然、こちらの選択がオススメ。
 エネ革税制は、平成24年3月末で廃止が決まっているんですね。
 ぜひ、期間内に使いたいですね。

 ☆  ☆  ☆

 事務所そばの道路脇に、ピンクのエンジェルトランペットです。
 天使が吹くトランペットなので、下界を向いているんでしょうか。
 お好きな方が、丹精されているんですね。
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by expresstax | 2011-11-08 23:48 | 法人税  

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