税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

年初来安値の日本株、投信。そして外堀のかけら

 株価が年初来安値、つまり、3.11以降より、
 さらに、リーマンショック後、2009年(平成21年)4月以来の安値だそうです。

 中間決算を迎えて、たいへんな状況だと思いますが、
 心配なのは、投資信託の価格が、当然、連動して下がっていることです。

 お客様の相続財産のなかで、金融資産は、
 ご相続での遺産分割や納税資金で最重要です。

 その金融資産の中心が投資信託になっていますと、
 今回のような株価・債券価格の流れでは、大変、困ったことになります。

 つまり、相続税評価は亡くなったときの株価で評価されるけれど、
 納税や分割は、当然、処分時の換金価格でしか、充てられません。
 過去の幽霊のような価格で課税され、現実の値下がり後で配分することになります。

 ご相続人様たちが、大変にご苦労なさる場面です。

 また、リーマン後、下がった投信を、
 塩漬けにして様子を見守っている方もいらっしゃるかもしれません。

 購入時までの回復は不可能ならば、
 せめて上がったときに、利益確定できていればいいのですが、
 ご相談いただけるのは、下がった局面です。

 せつないなあ、と、みています。

 ☆  ☆  ☆

 以前、江戸城の外堀やぐら跡で見た、残っている外堀跡が霞ヶ関ビルの敷地にありました。
 ほとんど、「かけら」です。
 後年、保存とか考えない時期に、どんどん取り壊されたんでしょうね。
 それは、今の時代も、同じかもしれませんが。。。
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by expresstax | 2011-09-26 23:16 | 資産運用