「おにぎり作戦」に唖然、そして熱中症とお薄   

2011年 06月 28日

 日経にびっくりした記事が出ていました。

 1974年の原子力船むつの原子炉の放射線漏れの際に、乗組員は急遽、ホウ素を入れたごはんを、漏洩場所に貼り付けたそうです。もちろん、効果はありません。
 後に、この事件は、「おにぎり作戦」と呼ばれたそうですが、
 なんと稚拙な次元だったことか。

 福島原発でも、東電は、汚染水の漏出を防ごうと、入浴剤や新聞紙を投げ込んだそうです。
 唖然です。

 「日本は、世界に誇る技術立国」と単純に思い込んでいた我々には、
 ショッキングな話しです。

 福島原発の40年前に導入された第一号機は、米国GE社の製作で、
 その当時のスペックのまま、東電は、炉心の設計図さえ、持っていないそうです。
 第二号機は東芝に、第三号機は日立に勉強させるためのJVだったそうです。
 借り物の製品と借り物の技術を、政治力と経済独占で稼働させてきたわけです。

 こうした事実を知らせないままにしてきたのですから、
 津波で、一号機がヤラれようが、
 今更、国民への情報開示など、
 するはずも、できるはずもなかったのだそうです。

 5月の事務所ニュースに、「日本の政治構造と技術管理の貧しさ」と書いてしまい、
 ちょっと筆が走りすぎたかもと、心配してましたが、
 事実は、でも、こうだったんです。

 ☆  ☆  ☆

 もちろん、政治と原発以外には、世界に誇れるものがたくさんあるのは事実です。
 でも、自分が他の高いレベルを知らないだけで、
 自分が最高、なんて思い込み。
 恥ずかしいことです。

 これって、身近なことでも、きっとやってしまっていること。

 慢心って、無知の結果なんですよね。
 戒めなくちゃいけません。
 そして、謙虚に、偏見なく、学ぶことなんだと思います。
 
 ☆  ☆  ☆
 
 極端な暑さに、熱中症が多発しているとか。
 お客様も、お気をつけいただきたいと思います。
 節電のために、熱中症で命を落とすのでは、「節電災害」です。

 ☆  ☆  ☆

 今週は、研修ウィーク。
 頭を素直に、まっ白にして、学ぼうと思います。

 頭がすっきりしないときは?
 最近は、お薄を点てています。
 お道具も、いいものではありませんが、おいしくいただければいいので。(^^ゞ
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by expresstax | 2011-06-28 23:50 | 提言

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