資産投資のここ一番、そして税務会計学会   

2011年 04月 18日

 投資のお客様です。

 金額提示、資金の移動、
 売買契約書下書き・重要事項説明書内容・修繕履歴・瑕疵状況・隣地境界確認などなど、
 利益最大化のために、税理士の立場から、がんがん、チェックを入れさせていただきました。
 そして、もっとも大事な取得者名義や割合の決定・税務体制の構築、運用試算などなど、
 がんがん、シミュレーションを組みます。

 ここは、スピード命です。

 お客様は、すごい「指(さ)し値」で挑戦されました。

 指し値とは、売り主が当初提示する売却希望価格に対し、
 買い主から金額を再提示することです。

 当然低く提示しますから、
 売り主さんが、そんなに下げられない、
 買い主なんて、ほかにいるさ、と考えれば、そこまでです。
 下げてでも売りたい場合は、指し値を呑むことになります。
 強烈な綱引きとせめぎ合いの世界です。

 この時期とご時世からか、売り主さんは、呑みました。
 お客様にとっては、あり得ない利回りが実現しました。

 利回りとは、年収益÷投資価格です。表面利回りともいいます。
 (年利益または年手取額)÷投資価格を、ネット利回り(純利回り)といいます。

 おそばで走る税理士としては、
 お客様の投資の局面では、絶対に、成功していただかねばなりません。
 そうでないと、あとで、税理士も一緒に苦労しなければならないからです。(^^;ゞ

 ☆  ☆  ☆

 午後、日本税務会計学会の年次大会の打ち合わせです。
 この大会発表を担当することになりました。

 学会長はじめ、6部門の各発表者の先生たちが集まりました。

 国税通則法の改正が今年の年次大会のテーマですが、
 改正法が成立しない可能性もある現時点で、
 最大の準備をすることになりました。

 私は、不服申立・審査請求を担当します。

 実は、固定資産税では、審査請求の経験がありますが、
 国税では、不服申立や審査請求は、やったことがありません。
 
 そもそも、お客様が審査請求や訴訟に至らざるをえなくなるような実務は、
 やってはいけないと、これまでも、これからも、考えるからです。

 そうはいいつつも、日本での、納税者救済のための不服申立・審査請求制度は、
 まだまだ未成熟です。

 今回は、税理士出身者として初めて国税不服審判所の審判官をなさっていた菅納先生が、
 スーパーバイザーとして、指導くださいます。ありがとうございます。

 全体会議のあとは、朝倉先生のご指導のもと、菅納先生を含め、
 「チーム・アサクラ」5人の戦略会議です。(「チーム・バチスタ」のノリです。(^^))

 ひとり3万字の論文を8月まで、11月には、大会発表と、
 他にも書籍の執筆、7月の学会報告を抱える身には、
 メマイがしそうです。

 ☆  ☆  ☆

 税理士会館での会議を終わって夜、地下鉄四谷駅で電車待ちをしていましたら、
 今朝の投資のお客様と、ばったり。
 お互いに、びっくりです。
 こんな奇遇って、あるんですね、
 でも、なんだか、嬉しいですね、といいながら、帰ってきました。
 ありがとうございました。

by expresstax | 2011-04-18 23:03 | 研究

<< デビ夫人の税務訴訟 震災復旧増税と平成23年度改正... >>