気になっていました。
今回の津波の原因は、地震により、海溝のプレートが跳ね上がることにあるそうです。
それにより、低い標高又は海抜低い地域に、津波が押し寄せることになり、
それが、今回の震災の被害になったと。
ただし、上の国交省の解説に上がっている津波の防止策の例とされた岩手県田老町の大堤防は、
今回の震災で決壊し、防護区域内のほとんどの家屋が壊滅したのは、皮肉なことです。
防護施設の建築だけでは、予防が難しいのであれば、
気になるのは、
標高の低い地域を、再度、街として再興できるのだろうか、
ただ単純な再興が、適切なのだろうか、という問題です。
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国交省の解説にもあるとおり、津波が常習的に襲う地域というのがあるそうです。
NHKの報道をベースにした画像です。
ユーチューブから貼り付けます。音が出ます。
「失敗は伝わらない」というタイトルが適切かどうかは別として、
過去に、今回に匹敵、又はそれ以上の大きな津波被害があったそうなのです。
「高き住居は児孫の和楽、
想へ惨禍の大津浪、
此処より下に家を建てるな」
という石碑が、三陸のあちこちにあるそうで、
後世への警告として建てられたそうです。
被災地の街は、この石碑より下に、建てられた建物も多かったそうで、
こうした災害への予防を、
町作りや、建築許可を、行政が、どう仕切っていくか、
これから、問題が浮上するのでしょう。
上記の画像が、事実とすれば、
ただ、復旧すればよい、元通りになればよい、という問題ではないからです。
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水仙です。桜はまだまだですね。