地デジ対応工事費用は資産か損金か、そして勝海舟の大銀杏   

2010年 05月 20日

 事務所で議論がわき起こりました。

 地デジ対応工事費用は資産か損金か、です。

 もちろん、数年前の工事であれば、デジタルとアナログが併走して、
 デジタル工事は、より高度な画像や音響を得るための、性能アップのための工事だったでしょうから、
 これは資産計上だったでしょう。

 資産計上を唱っている議論は、よく読むと、こうしたアナログ併走時代のものです。
 また、アンテナやケーブル、調整器など、個別に見ると、資産、という判断になりそうです。

 しかし、2011年のアナログ放送廃止を目前に控えた2009年以降の工事は、
 この工事をしないならば、放送受信そのものができなくなってしまい、
 放送受信という機能を維持するためには、余儀なくされてしまう工事です。

 この場合、想起される取扱がいくつかあります。
 例えば、消費税の導入時のシステム工事は、
 全額損金とされました。

 また、排ガス規制に伴い、ディーゼル車の減少装置の設置による支出は
 修繕費として全額損金経理することが可能とされました。
 の装置を設置しないとディーゼル車を走行させることができないため、
 自動車の機能を高めるものではないという判断です。

 こうした、政策や法の改編にキャッチアップするための工事は、 
 それを行わない場合には、従前の機能を維持できないための、犠牲費用とする考え方です。

 地デジ対応工事は、益々増加するでしょう。

 事務所のなかでの、侃々諤々の議論、さあ、どちらで考えるべきでしょうね。

 ☆  ☆  ☆

 勝海舟が愛でたという樹齢150年になる大銀杏です。
 淡い緑の葉が茂り始めました。
 毎朝、仰ぎ見ながら、通ります。
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 樹の下には、勝安房邸を伝える石碑があります。
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by expresstax | 2010-05-20 23:08 | 法人税

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