私道の売却、そしてご依頼、続々

 共同で持ち合っていた私道を、赤の他人である共同所有者に売却します。
 価格はゼロ円です。
 登記費用は、取得者が負担します。 
 長年の、地権者同士での、権利調整の局面で、往々にしてあることです。
 第三者間でのゼロ円での売買ですから、税務上の問題は起こらないでしょう。

 が。

 ただ、相手への売買や贈与での名義変更をしただけでは、
 税務署さんから、お尋ねが来ます。
 つまり、あなたは、土地を売りましたが、無申告ですね、と。
 あるいは、相手方が贈与を受けたのに、無申告ですね、と。

 私道の持分について、登記上、売買による所有権移転とされます。
 国税さんは、絶えず、所有権移転登記の法務局データを捕捉します。

 売買や贈与原因で、所有権移転しているのに、
 売った側で、譲渡所得申告がない場合、
 贈与を受けた側で、贈与税申告がない場合、
 国税さんとしては、無申告事案として、確認をしなければならなくなります。

 したがって、後で、お尋ねを受けるくらいなら、
 売価ゼロでの譲渡税申告をしてしまうこと。
 あるいは備忘的に、売価1円で。

 贈与となると受けた側で、贈与税申告をすることになりますが、
 その場合は、第三者間といえど、財産評価することになります。

 したがって、一番すっきりするのは、第三者間売買とし、
 ゼロ円や1円での売却の譲渡申告を、さくっとやってしまうことです。
 
 これで、国税さんも、「なるほどね」と一件落着してくれるのです。

 ☆  ☆  ☆

 今日も、相続の申告、法人化、ご紹介でのご依頼が続きました。

 いずれも、お客様は、
 「今はお忙しいでしょうから、忙しい時期を過ぎてから着手いただいて結構ですから、」と
 おっしゃって下さいます。

 ありがとうございます。

 従来は、こうした時期には、お断りしなければならないケースもありましたが、
 
 今年は、ご紹介者様が、予めお伝え下って、お待ち頂けるようです。

 ほんとうにありがたいことです。

 事務所全員でがんばって、この時期を乗り切って、
 満を持して、ご信頼にお応えします。

 それまで、楽しみにお待ち下さい!
by expresstax | 2010-02-18 23:31 | お仕事

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


by expresstax